オーリングテスト

オーリングテストとは、端的に言えば、手指の筋力を使って、人体に良い物、悪い物を見分ける方法です。手の親指と人差し指で輪(リング)を作るので、このように呼ばれています。

例えば、ある薬がその人に適しているかどうか調べるとします。被験者に片方の手に薬を持ってもらい、もう片方の手の指でOリングを作ります。検者はそのOリングを開こうとし、それに対して被験者は開かれないように指と指に力を入れます。その時に簡単に指が開いてしまうようなら、その薬は被験者には合わないという事になるわけです。

反対に力がカチッと入って指が開かないようなら、これはその人に合っているということになります。これは基本的には2人で行うテストで、1人では余程の熟練者でないと難しいものです。
それと似たような方法で、1人で行えるテストがあります。

まず、片方の手の指の1本か2本でようやく持ち上げられるくらいの重さの物を用意します。例えば、ある程度の重さのものを詰めた買い物カゴとか水の一杯入ったポット等が良いでしょう。ここでは便宜上、ポットを使うことにします。
次に調べたいものを用意します。例えば健康食品などはいかがでしょう。その健康食品が自分に本当に適しているかどうか調べるとします。

まず最初に、その健康食品を持たない状態で、ポットを人差し指1本か、人差し指と中指2本で持ち上げて見ます。その時にどの程度の重さであったか感じをつかんでおきます。

次にその健康食品をもう片方の手に持った状態で先程と同じ指でポットを持ち上げてみます。すると、どうですか。どちらが重く感じましたか。何も持たずにポットを持ち上げた時か、それとも健康食品を持って持ち上げた時でしょうか。
この場合、重く感じた方が貴方には合っていないと言う事になります。例えば、健康食品を片手につかんで、ポットを持ち上げた時の方が重く感じれば、この健康食品は貴方には合っていないということになるわけです。そしてこの方法を応用することによりいろいろなことも調べられます。
例えば、電気毛布と湯たんぽを調べてみることにします。先ずは、何もない状態でポットを持ち上げてみて、その時の重さの感覚をつかんでおきます。次に電気毛布を敷いて寝たと思ってポットを指1本か2本で持ち上げてみます。今度は湯たんぽを入れて寝たと思った状態でポットを持ち上げて見てください。

どうでしたか。どちらが軽く感じどちらが重く感じたでしょうか。

湯たんぽの方が貴方には軽く感じたのなら、貴方には湯たんぽの方が適しているということになります。逆に電気毛布を強いて寝たと思った時の方が、何もない状態でポットを持ち上げた時より重く感じたのなら、これは貴方には合わない、良くないということを表しています。

昨今では、いろんな情報があふれすぎて、どれが自分に合っているかどうか分からなくなっています。特に健康食品なんかがそうですね。化粧品だってこれで調べられます。興味がある方は色々と試して見られると良いでしょう。

ダウジング

ダウジング、これも色々と調べられる方法です。ちょっと興味のある方ならご存知かと思いますが、先端に金属や石の錘をつけた振り子状の物とか、L型の金属製のL型ロッドと呼ばれるものがあります。
気の流れが滞っているかどうかを見分ける時には、L型ロッドを使うと良いです。L型ロッドは、古来より地下水脈を見つける時に使われていた道具です。これが気の流れにも応用できるというわけです。

例えば、被験者をうつ伏せにします。そして検者は調べたい部位にロッドを近づけます。例えば、右の下肢部の気の流れを調べたい場合、右の臀部(ヒップ)、膝、足首と順番にロッドを近づけます。

すると気の流れているところは、L型ロッドは交わりますが、気の滞っている所は、逆に開きます。当然ながら、この開いたところは悪い部分ということになります。次にその部位を施術した後、もう1回ロッドを近づけてみて、ロッドが交われば、そこの部分は気が流れ出したということになります。